CARE NOTE介護のノート
クイズ
「これ、何の数字?」
データで知るホントの介護業界
介護業界では働きやすい職場づくりが進んでいます
かつての日本の労働形態は「終身雇用」。入社したら定年退職まで同じ会社に勤めるのが普通のことでした。しかし、現在では「転職はあたりまえ」となり、より良い職場を求めて離職する人も多くいます。とは言え、仕事内容・待遇などに満足していれば、特別な事情がない限り離職はしないもの。では、介護業界の離職状況はどうなっているのでしょうか?
実は日本の常用労働者※1全体の離職率が15.4%だった平成19年、訪問介護員・介護職員の離職率※2はピークの21.6%となっていました。ところが、この数字は翌年には18.7%となり、以降右肩下がりで減少。令和3年度の調査では14.3%にまで下がっています。ちなみに同年の日本全体の離職率は13.9%であり、ほとんど変わらないところまできています。
この数字の減少の大きな理由は国・自治体が介護・福祉分野の人材確保に特に力を入れ、多様な人材の参入促進、労働環境・処遇の改善によるキャリアパスの構築と定着促進、人材の質の向上と機能分化の促進といった基盤整備を行ったこと。また各法人・施設などの雇用側が努力した結果と言えるでしょう。近年の介護業界では働きやすい職場づくりが進んでいるのです。
※1 期間を定めず雇われている者、または1か月以上の期間を定めて雇われている者。
※2 年間の離職率=1年間の離職者数÷1年前の在籍者数×100、無期雇用職員と有期雇用職員の和
出典
令和3年度「介護労働実態調査」結果の概要について 公益財団法人介護労働安定センター
令和3年雇用動向調査結果の概況 厚生労働省

